マンションにおける箱罠を使用した鳩の捕獲
山口県下関市
施工日:2021年2月
鳩がマンション全体に蔓延して管理組合で長年お悩みでした。ベランダや共用部でフン被害が発生していました。
- 解決策
- 箱罠をつかった捕獲による生息数の低減
- 施工規模
- 屋上で箱罠を2基配置
- 工期
- 1か月間
マンションのベランダに鳩が巣を作るケースは非常に多いのですが、当初は1室のみだったものの放っておくと他の部屋でも繁殖し始め、数年後には全体に蔓延している、、、そんなこともよくあります。
こうなると多額のコストが発生し、頭を悩ませるお客さまも多いのですが、そんな時は箱罠を使用した捕獲が、費用対効果の面で大きなメリットを発揮することがあります。
屋上に鳩がたくさん止まっています・・・。20羽はいるでしょうか。
まずは餌付けを1週間ほど行います。
その後に箱罠を設置します。餌と水を罠の中に入れておきます。捕獲には、あらかじめ行政に申請が必要となります。捕獲許可証を箱わなに取り付けます。
監視カメラも設置します。鳩が映るとメールでデータを転送してくれます。捕獲状況を遠隔で日々観察できます。
週に1回訪問し捕獲された鳩を回収します。1回で10羽ほど捕まりました。今回は1か月間実施しました。
箱罠撤去後はきれいに糞の掃除をします。
- ハト対策防衛隊メモ
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マンションの鳩被害には主に3つの段階があります。
今回のお客様は、最も被害度合いが大きい3段階目でした。多くのベランダで鳩が巣をつくり、共用部でも脱糞をしています。
こうなると、鳩除けネットの設置には多大なコストが発生しますし、もしネットを張っても共用廊下に移動してしまうこともあります。
このような場合は、捕獲をご提案することがあります。コストをかなり抑えて、効果を発揮できることが多いです。
お客さまにも長年のお悩みが解決したとのことで大変喜んでいただきました。
マンション管理会社さまと協力し、管理組合様の理事会や総会向けに資料作成や説明会の同行を行っています。
鳩被害でお悩みの管理会社さまは、お気軽にご連絡ください。