マンションにおける電気ショックシステムを使った対策
山口県下関市
施工日:2021年6月
マンション全体に鳩が飛来していました。有害鳥獣捕獲で生息数を減らしたため、今後の対策を検討していました。
- 解決策
- 電気ショックシステムを使った予防対策を施しました。
- 施工規模
- 延べ約100m
- 工期
- 2人×2日
マンション全体に飛来する鳩の防止対策として「電気ショックシステム」があります。
鳩がよく止まる屋上の縁などに静電気程度の電流を流すことで、着地時に痛みを与え忌避する方法です。
こちらのマンションでは、長年、鳩の被害でお悩みでした。
まずは、捕獲により生息数を減少させ、今後の飛来防止予防を含めて電気ショックシステムを設置しました。
対策前の状況です。鳩がズラッと並んでいます・・・
鳩は、外敵からの襲撃に備えて、見晴らしの良い場所に停留します。マンションの屋上であれば、真ん中ではなく縁に止まります。こういった場所に電気ショックシステムを設置します。
電源は太陽光で充電するタイプのバッテリーを使用します。電気工事が不要で、基本的なメンテナンスもフリーです。(2,3年に1回のバッテリー交換は必要)
- ハト対策防衛隊メモ
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鳩の被害が進行するにはステップがあります。
ステップ1:様子見
ステップ2:寝床・営巣箇所に侵入
ステップ3:繁殖
マンションの場合、ステップ1では屋上の縁に停留しているケースが多く、ここに着地防止対策を施すことで次のステップへの進行を防ぐことができます。
着地防止対策としては、「忌避剤」「有刺剣山」「防鳥ワイヤー」「電気ショックシステム」がありますが、どの対策が最適か現場を確認しながらご提案させていただきます。
マンション管理組合の理事長さまは、ご遠慮なくご相談ください。